外壁に生じるひび割れ。急激な温度差で生じる塗膜の劣化や乾燥、施工時の不良など、さまざまな原因が考えられます。なかでも、海沿いにある家の外壁は潮風による塩害を受けやすいようです。ここでは、ひび割れのケースや補修例を紹介します。
引用元:シマテック公式サイト
(http://www.simatech.jp/contents/category/repainting/)
壁面に線状のひびが壁材の奥まで達していないひび割れ事例です。原因は塗膜の乾燥や経年劣化。このような場合、外壁を塗装して補修します。
壁材の縦にひび割れが生じるケース。気温の寒暖差で壁材が伸縮して生じる場合や大きな地震などで生じる場合など、何らかの負荷がかかると起こります。あまりにも大きなひび割れの場合には、塗料で処置できないことも。場合によっては、ひびの幅を広げ、奥まで充填剤を注入して補修します。
引用元:シマテック公式サイト
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外壁面に限らず、サイディングといった壁材のつなぎ目に使われるコーキング(シーリング)材にひび割れが生じることがあります。コーキング材が経年劣化により硬くなってひび割れが生じる場合や壁材にゆがみなどの問題がある場合など、原因はさまざま。外壁塗装の際にコーキング材を充填して補修します。
軽度のひび割れであれば建物の耐久性にはあまり影響を与えません。しかし、放っておくと外壁が反って、ひび割れが大きくなることがあります。ひび割れが大きくなると、雨水が侵入。内部の構造材を腐食させる原因になります。特に海岸沿いに家がある場合、塩害の被害も受けるので注意が必要です。潮風が建物内部に入り込むと、鉄筋などの構造材の耐久力に影響してしまうので、早めの適切な対処が必要。ちょっとしたひび割れだからと安心せず、外壁塗装を行っている専門業者にみてもらいましょう。